Written By: 川俣 晶
「おお。これは凄い」
「どこが凄いの?」
「九郎丸が【生け贄に囚われたお姫様】!」
「男か女か分からない九郎丸がお姫様になった!」
「九郎丸、お色気全開!」
「それだけではない」
「他に何?」
「刀太に何が起きているのか理屈の説明があまりない。勢いだけで最後まで押し切っているが、勢いだけで押し切れている。読者も理屈はさておき九郎丸を助けろという気持ちになれる構成だから可能だ」
「構成が上手いわけだね」